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「龍馬伝」レビュー(第11回 土佐沸騰)

武市のもとに下士たちが集まり「土佐勤皇党」を立ち上げようとする。呼び出された龍馬におまえも入れと全員の目が龍馬に集まる・・・

医師・岡上樹庵(温水洋一)に嫁に行った姉・乙女(寺島しのぶ)が、婚家の愚痴を言いつつ実家の坂本家で家族と食事をしているが、加尾のことが忘れられない龍馬(福山雅治)は虚ろに聞いている。

岩崎家では、出世し長崎に行った岩崎弥太郎(香川照之)からの自信満々の手紙を読んでいる最中に、当の弥太郎が呆然となって戻ってくる。急な出世で浮かれたのか、100両もの大金を使い込んだということでお役御免。(この時代の身分制度なら切腹になりそうな気もするが・・・)

その年(万延元(1860)年)、江戸では井伊直弼が「桜田門外の変」で殺され、土佐の武市半平太(大森南朋)は攘夷の気炎を上げる。(「安政の大獄」から「桜田門外の変」とこれだけでドラマになる事柄だが、土佐での出来事を強調するためにあえてさらっと説明しているようだ)

武市は、全国の状況から土佐も攘夷に染め上げるためには、吉田東洋(田中泯)を引きずり降ろすことだと門下の下士たちをあおるが、龍馬は身分制度が厳しい土佐で下士と上士との対立が決定的になることを心配する。 そんな中で下士が上士に殺され、その兄が上士を切るという事件が起こる。
上士対下士の戦いになるような一瞬触発の雰囲気の中、上士たちが集まる中に単身丸腰で乗り込み説得を試みる龍馬。 居合わせた東洋が龍馬の意を汲み、武市との交渉に同意して事態は回避したが、上士を切った下士が腹を切ることにむせび泣く下士たち。

結果的に何もできなかった武市は、「攘夷をするなら東洋と話し合って理解してもらうべきだ」という龍馬に、「喧嘩をしないと世の中を変えることはできない」と東洋との和解を拒む。
東洋に呼び出された龍馬は、上士の中に単身乗り込むという豪胆さゆえに上士に取り上げてやる、と言われるが「考えさせてくれ」と応える。(このあたり、下士でありながら実家が裕福な龍馬ならではの感覚か。弥太郎だったらなんとしても飛びつくのだろう、その場で龍馬を見る弥太郎の目つきが対照的だ)

再び武市のもとに下士たちが集まり「土佐勤皇党」を立ち上げようとする。呼び出された龍馬におまえも入れと全員の目が龍馬に集まる。 泥臭さ、汗臭さが匂いだしてくるようなシーン、主役だけでなく出演者のそれぞれが光と陰に浮かび上がるギラギラした強い目の力をもっており、一瞬一瞬を命のやり取りですごした時代の熱さを感じさせる場面だった。

【関連リンク】
大河ドラマ「龍馬伝」公式ページ
NHKオンデマンド

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